高額医療費 控除

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高額医療費の控除は医療費控除とどう違う?

「高額医療費」と聞いたときに、「あ、確定申告のときに一緒に行う医療費控除のことね」と早合点する人は意外と多いものです。

 

どちらの制度も、自分で手続きを取らなければ還付されないと言う点では共通しているのですが、対象となるものや手続法は全く異なりますので、正しい知識を身につけましょう。
以下に、それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。

 

高額医療費の控除

高額医療費の申請先…自分が加入している社会健康保険・国民健康保険の事務所または担当窓口
高額医療費の申請時期…診察時など医療費を支払った時点から2年以内
高額医療費の対象…社会健康保険・国民健康保険の対象となる医療行為

 

高額医療費で注意すべき点
対象となるのは自己負担分になった金額
普通分娩などは病気扱いとならないため、高額出費だが対象にならない(帝王切開は対象)
インプラントやレーシックなど、保険適用外の自由診療は対象とならない
医療費を「月別」「病院別」「診療科別」「入院と通院の区別」にそれぞれ計算して申請する

 

医療費控除

医療費控除の申請先…税務署
医療費控除の申請時期…確定申告の申請時期(毎年2月中旬?3月中旬)
医療費控除の対象…1年間で1世帯あたりの医療費出費が10万円以上となった場合

 

医療費控除で気をつけるべき点
高額医療費制度を利用してすでに還付された分は医療費には含められない
最高限度額は200万円と定められている
レーシック、インプラントなど保険適用外の医療行為も控除可能
薬代や通院にかかった交通費などの諸経費も含め、1年間に受け取った領収書を確定申告時に提出する

 

医療費控除は、所得税に応じた複雑な計算を経て算出されるため、必ずしも全額還付されるわけでは無いことを知っておきましょう。

 

上記をみるとわかるように、高額医療費の控除制度と医療費控除の制度は、申請方法、対象となる医療行為、そして限度額など様々な点で異なります。
手続き先も違うことから、面倒臭いと思う人もいるかもしれませんが、病気や怪我で大きな出費をしたときに、これらの制度を受けるのは当然の権利ですし、経済的に大きな助けとなります。

 

両制度を上手に活用し、療養期の経済的負担を少しでも軽くしましょう。

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